他のスポーツに比べて複雑なプロ野球のルール

ルール

プロ野球は観戦していてとても面白いスポーツですが、ルールがほかのスポーツに比べて、多少複雑なところがあり、プロ野球のルールブックはとても分厚いといわれています。時にはその複雑さから、プロの野球選手がルールを知らなかった、という珍場面も見受けられることがあります。昔、広島東洋カープの達川光男選手が、インフィールドフライを知らなかったために、サヨナラ負けをしてしまったことがあります。

9回裏の緊迫した場面で、打者の打った高くあがったフライを普通のフライと思いこんで、ボールを捕球してもベースのみ踏んで、ホームに突っ込んできた3塁走者にタッチしなかったため、相手チームのサヨナラになったのです。達川選手は直後に猛抗議をしましたが、当然のことながら結果は覆らず、当時の地元の新聞には「世にも奇妙なサヨナラ負け」と見出しに書かれていました。このプレーはのちに「珍プレー集」などでよく見かけるようになりました。

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